鉄道模型買取屋さん大阪TOPゲージでは0番ゲージの買取を行っています。

選べる3つの買い取り方法

ご依頼の前の確認事項

  • ご依頼前に商品の型番を調べましょう。
  • ご依頼点数が複数あると査定額がUPします。
  • 商品の箱や付属品、清掃をしていただくと高価買取。
  • 身分証明書をご用意ください。
  • 20歳未満の方は取引対象外となっております。

0番ゲージについて

鉄道模型の世界でいう「ゲージ」とは、線路の幅のことをいいます。現代において、このゲージには、様々な規格が存在するようになっています。この鉄道模型のゲージに関する現在のありようの背景には、ここに至るまでの歴史があるのです。

人々を魅了してやまない鉄道模型ですが、他の乗り物模型にはない構造としての大きな特徴があります。それは、飛行機、船、自動車といった乗り物模型は、それ単体で成立するのに対し、鉄道模型の場合は、それを走らせるには、線路という相棒が必要となるという点です。鉄道模型では、メーカーごとに縮尺が異なっても、あまり問題にはなりにくい一方で、鉄道模型の場合は、「どの模型メーカーの模型でも同じ線路を使えた方がいい」といった発想が生まれてくるわけです。各メーカーが異なる線路の幅で鉄道模型を作ってしまっては、汎用性がなくて都合が悪いことになるからです。

そこで、19世紀末のドイツで、鉄道模型界にエポックメイキングが起こります。鉄道模型の共通規格に関する模索がなされ、 4種類の規格がついに採用されたのです。ドイツのメルクリン社によって作られたこの4種類の規格は、大きさの順に0番、1番、2番、3番ゲージと呼ばれました。この4種類の規格のうちで、最も普及したのが0番ゲージなのです。

この0番ゲージは、0(ゼロ)をアルファベットのO(オー)に見立てて、「オーゲージ」とも呼ばれます。この呼び方で親しんでいる鉄道模型ファンも多いです。また、線路幅が32mmでレールは3本あり、車輪が使う2本のレールの間にもう1本のレールを置くというシステムを採っています。これは駆動方式が、三相交流電源だったということが理由です。0番ゲージにおける車両の縮尺は、1/48から1/43程度となっています。これが、0番ゲージが大きく普及したポイントでもあるようで、車両をいじる楽しみを満喫するには、ちょうどいいサイズだということのようです。

ただ、こうしたメリットの一方で、このサイズの特徴はデメリットも持ち合わせていました。それは、長い編成の車両を走らせようとすると、なにより広い場所が必要だということでした。端的に言えば、0番ゲージは、場所をとるのです。こうして、時代の流れの中で、人々のニーズを捉えた0番ゲージに代わる、よりコンパクトな「HOゲージ」などの規格が主流を占めるようになっていくわけです。鉄道模型の世界も世の中の動きや時代の流れと無縁ではいられないのです。