鉄道模型買取屋さん大阪TOPゲージではダイキャスト製 カンタムサウンド搭載車の買取を行っています。

選べる3つの買い取り方法

ご依頼の前の確認事項

  • ご依頼前に商品の型番を調べましょう。
  • ご依頼点数が複数あると査定額がUPします。
  • 商品の箱や付属品、清掃をしていただくと高価買取。
  • 身分証明書をご用意ください。
  • 20歳未満の方は取引対象外となっております。

ダイキャスト製 カンタムサウンド搭載車について

カンタムサウンドとは、アナログDCとDCC兼用でどちらにも対応しているデジタルサウンドシステムをいいます。このカンタムサウンドは、アメリカのブロードウェイ・リミテッドやアトラス、ウォルサーズプロトなどが採用していますが、日本では有名鉄道模型メーカーである天賞堂が初めて導入しました。このカンタムサウンドの画期的なところは、DCCのみならず従来のアナログDCコントローラーでも実車同様のサウンドが楽しめるという点にあり、多くの鉄道模型ファンをはじめとする関係者の間で反響を呼びました。

一方、ダイキャスト製とは、合金を鉄道模型などの金型に充填して製造する製法のことをいいます。このダイキャスト製という製造手法のポイントとなるのが、金型の精度そのものが製品の品質を左右するというところです。天賞堂は、ダイキャスト製の鉄道模型に関しても定評がありファンからも信頼の厚いメーカーですが、この天賞堂製品は実際の車両を入念に観察した上で、専門の職人がその金型を制作しています。天賞堂はもともとはブラスモデルと呼ばれる真鍮製やプラスチック製の鉄道模型を主力として製造していた鉄道模型メーカーですが、そのどちらにも分類できない「ダイキャスト製」というブランドを改めて確立しました。ダイキャスト製の優れた点は、ブラスモデルと同様にリアルに実際の車両を表情豊かに再現することが可能であることですが、このような意味で、天賞堂はダイキャスト製鉄道模型の元祖であり、母でもあるのです。

さて、このダイキャスト製とカンタムサウンドとの関係性はどのようなものでしょうか。それは、ダイキャスト製は材質の特性上、サウンドの反響効果がより優れているため、カンタムサウンドとの相性が抜群に良いのです。このような背景から、天賞堂は、16番ゲージ初のデジタルサウンド組み込み済み製品を発売しています。ちなみに、天賞堂の採用するカンタムサウンドの音源はすべて実車から収録しています。そのため、海外製のサウンドデコーダーにはない、日本の列車独特の音を天賞堂のダイキャスト製カンタムサウンド搭載車では楽しむことができるというわけです。

例えば、カンタムサウンドシステム搭載の天賞堂のEF66(HOゲージ)を見てみますと、やはり、ダイキャスト製の車両は金属の重厚な質感を持ちつつも実際の車両を細部まで忠実に再現されているのがわかります。そして、HOゲージならではのずっしりとした重厚感と、それを引き立てるサウンドが最高に気分を盛り上げてくれます。一度、サウンド付きの車両に触れると、音のない鉄道模型には戻れなくなると言われることがありますが、そんなセリフを実感するかも知れません。