鉄道模型買取屋さん大阪TOPゲージでは1番ゲージの買取を行っています。

選べる3つの買い取り方法

ご依頼の前の確認事項

  • ご依頼前に商品の型番を調べましょう。
  • ご依頼点数が複数あると査定額がUPします。
  • 商品の箱や付属品、清掃をしていただくと高価買取。
  • 身分証明書をご用意ください。
  • 20歳未満の方は取引対象外となっております。

1番ゲージ(Gゲージ)について

19世紀末のドイツで、鉄道模型の共通規格に関する模索の中から誕生した、4種類の規格。メルクリン社によって作られたこの鉄道模型の共通規格の中に、1番ゲージはありました。その大きさの順に、0番、1番、2番、3番ゲージと呼ばれたのです。1番ゲージの線路幅は、45mmとなります。

鉄道模型が誕生した当初は、動力の小型化が技術的に困難であったという理由から、この1番ゲージは、とても盛んな時代を経験しました。しかし、やがて鉄道模型が一般に普及するにつれて、鉄道模型に関する技術も少しづつ成熟していきました。特に、動力の小型化が可能になってくると、それとともに、より小型のOゲージ、OOゲージが一般に認知され、相対的に1番ゲージの占める地位と割合は低下していきました。

しかし、その大きさのためにその存在感を低下させていた1番ゲージが、再び脚光を浴び、復権する時がやってきました。1番ゲージの持つ実物同様の重量感と細部まで作り込まれたリアリティ。このような1番ゲージの良さが、熱心な鉄道模型ファンの間で脈々と支持されてきましたが、1975年に日本のアスターホビーがこの1番ゲージに参入して以降、徐々に復活の機運が高まります。1969年に一時撤退したメルクリン社も1978年に再参入するに至りました。

近年は、同じ幅45mmの線路を使用するGゲージが登場して盛んになりつつあります。1番ゲージとGゲージは、同じ線路幅である45mmの線路を使用します。スケールは異なります。つまり、1番ゲージが1/32〜1/30.5でGゲージが1/22.5〜1/29になります。Gゲージが鉄道模型で一番大きなサイズになるのですが、1番ゲージと線路幅が同一ですから、線路を共有することができるというのが、面白いですね。

これら1番ゲージとGゲージですが、メーカーによって取り扱われている車両の種類が少ないという弱点はあるものの、他のゲージと比べて、その大きさとリアルさ故に、迫力がとてもあるという特徴があります。そのため、イベントや観賞用の用途として活躍することが多いです。いわゆる屋外などに設置される庭園鉄道として、多く見られるケースがあります。ちなみに、人が乗ることはできません。

動力は電気モーターによるものが主流ですが、やはりリアルで迫力があるのは蒸気によって動くモデルです。これをライブスチームといいます。近くで見ると、その音や振動で、まるで生きているかのような生命力さえ感じられる雄姿をたたえます。こんな風に多くの鉄道模型ファンを虜にするゲージです。