鉄道模型買取屋さん大阪TOPゲージでは宮沢模型の買取を行っています。

選べる3つの買い取り方法

ご依頼の前の確認事項

  • ご依頼前に商品の型番を調べましょう。
  • ご依頼点数が複数あると査定額がUPします。
  • 商品の箱や付属品、清掃をしていただくと高価買取。
  • 身分証明書をご用意ください。
  • 20歳未満の方は取引対象外となっております。

宮沢模型について

宮沢模型は、東京都墨田区横綱にその拠点を構える模型製品の企画や卸売を行う日本有数の会社です。この宮沢模型が創業されたのは古く1934年で、設立は戦後まもなくの1947年となっています。創業の当初は、鉄道模型のメーカーとして起業し活動していました。主な主力商品は16番ゲージの鉄道模型だったようです。現在では、この宮沢模型の主な事業領域は、鉄道模型の製造ではなく模型の卸業となっていますが、いずれにしても、まさに老舗と呼んでも過言ではないでしょう。

宮沢模型は、鉄道模型に限らず、さまざまな種類の模型やフィギア製品を取り扱う、日本を代表するような総合ホビーカンパニーに成長しており、おもちゃ・模型業界ではなくてはならない必要不可欠な会社となっています。鉄道模型に関していえば、現在の宮沢模型は、主にNゲージの鉄道模型を取り扱っていますが、特にドイツの鉄道模型メーカーである「フライシュマン」の「ピッコロ」というブランドのNゲージ製品を日本における販売代理店として取り扱っていることでよく知られています。

また、卸業という主力事業の他にも、宮沢模型の事業フィールドは広がっています。例えば、宮沢模型が商品の企画をしてその製造を他の鉄道模型製造メーカーに委託するという試みを行っています。これは、いわゆるOEM(委託生産)といわれる手法で、生産された商品は宮沢模型の自社ブランドを付して鉄道模型ファンに向けて販売されることになります。そのラインナップとしては、いずれもNゲージですが、「国鉄キハ81系気動車」や「国鉄711系電車」などがあります。

また、非常にも面白いものとして、「キハ52「ときめきの恋列車」2両」という商品があります。この「ときめき恋列車」という車両は、1986年から約4年の間、長野県におけるイベント用列車として活躍したものです。サマーシーズンの期間限定車両として、小淵沢〜小諸〜軽井沢間で運転されました。車体には、長野の自然のさわやかなイメージがデザインされ、当時はとても人気を誇っていました。そんなレアな車両を鉄道模型として商品化したのが、この宮沢模型なのです。これも実際に製造しているのはトミックスであり、OEM生産商品です。

こうしたOEMの手法を鉄道模型の世界に持ち込んだ宮沢模型の功績は大変に大きなものがあります。なぜなら、鉄道模型の製造設備を自社では持たずに設備投資に関するリスクを抑えつつ、自らは、本当にファンの求める商品や、自社で企画して本当に良いと思える商品を積極的に具現化していけるからです。今後の宮沢模型の活動にも注目です。