鉄道模型買取屋さん大阪TOPゲージではでんてつ工房の買取を行っています。

選べる3つの買い取り方法

ご依頼の前の確認事項

  • ご依頼前に商品の型番を調べましょう。
  • ご依頼点数が複数あると査定額がUPします。
  • 商品の箱や付属品、清掃をしていただくと高価買取。
  • 身分証明書をご用意ください。
  • 20歳未満の方は取引対象外となっております。

でんてつ工房について

でんてつ工房は、多くの鉄道模型ファンに愛される鉄道模型メーカーであり、その拠点は、東京都千代田区にあります。その商品ラインナップとして主に取り扱われているのが、16番ゲージサイズの鉄道模型になります。そして、商品構成として特徴的なのが、大手私鉄電車のブラスモデル完成品を製造しているということでもあります。

「ブラスモデル」というのは、鉄道模型の素材に真鍮を使用したモデルのことをいいます。このブラスモデルをでんてつ工房は得意としています。でんてつ工房の持つ高い技術力とプレスによって作られていることもあいまって、細部の構造に至るまで鉄道車両の原型を精密かつ忠実に再現しています。実際の車両の形態に限りなく近いというそのリアリティーから、鉄道模型ファンに高い人気を誇ります。

ブリキを素材として作られている模型である「ティンプレート」がおもちゃの代名詞として広く認識されているのに対して、この「ブラスモデル」は、スケールに忠実なハンドメイドのハイエンド精密模型の代名詞として鉄道模型ファンの間でも扱われる事が多いといえます。でんてつ工房のブラスモデルには、ダイキャストや射出成形によるプラスチック製品にはない独特の雰囲気があり、このあたりも人気の秘密になっています。過去を思い起こさせる往年のブラスモデルについては、現在は、ネットオークションなどで出会うことができます。

このブラスモデルの歴史を振り返ると、1940年代から1970年代にかけて日本製のブラスモデル鉄道模型は、欧米各国に輸出され外貨を稼ぐ一手段として輸出の一翼を担いました。しかし、その後、人件費の高騰、円高などの外部環境変化の波に押されて、日本製のブラスモデル鉄道模型の輸出は大きく落ち込んでしまいました。現在では、韓国製の製品が市場を席巻しているといった状況です。現在の日本におけるブラスモデルの代表的なメーカーとしては、宝飾品も手掛ける天賞堂などが有名ですが、でんてつ工房も、業界において独自の存在感を発揮しています。

でんてつ工房の主要な商品ラインナップは、都心部を中心とした京王電鉄などの私鉄の車両のモデルを挙げることができるでしょう。でんてつ工房から、車両モデルの新作も、定期的に発表されています。また、ブラスモデルのみならず、プラスチック製の鉄道模型の製造販売も行われています。プラスチック製のモデルもブラスモデルと同様に、でんてつ工房の技術が生かされ細部まで作り込まれており、カラーの再現性とともにそのリアリティーをしっかりと保っています。それゆえ、多くの鉄道模型ファンに支持され、でんてつ工房の鉄道模型の歴史が今日も刻まれています。