鉄道模型買取屋さん大阪TOPゲージではアリスト・クラフト(ARISTO-CRAFT)の買取を行っています。

選べる3つの買い取り方法

ご依頼の前の確認事項

  • ご依頼前に商品の型番を調べましょう。
  • ご依頼点数が複数あると査定額がUPします。
  • 商品の箱や付属品、清掃をしていただくと高価買取。
  • 身分証明書をご用意ください。
  • 20歳未満の方は取引対象外となっております。

アリスト・クラフトについて

アリスト・クラフトは、1935年(昭和10年)に創業した鉄道模型メーカーで、その後、ニューヨークの7番街で小売店としての模型店を開店し、5番街に移転再開しています。このように、アリスト・クラフトは鉄道模型メーカーとしての顔と模型小売店としてエンドユーザーと直接つながる立場の顔のふたつの側面を持っています。過去はマブチモーター、トリックス、リヴァロッシ、キヴリ、ファーラーなどの製品の輸入や、HOゲージ製品の製造販売をしていたこともあるようですが、現在のアリスト・クラフトの取り扱う商品ラインナップとしては、主力は45mmゲージになります。

このほか、1番ゲージも2番ナロー(Gゲージ)も両方取り揃えていますが、どちらかといえば、Gゲージというよりは1番ゲージ製品のメーカーとして認知されており、そのカラー強いように思われます。それもそのはず、Gゲージの方はアリスト・クラフトが製造メーカーとして生産する自社製品ではなく、デルトン製品の仕入れ商品の取り扱いが基本となっているのです。つまり、Gゲージは、アリスト・クラフトのオリジナル商品ではありません。そのような理由から、アリスト・クラフトの商品カタログの表紙は、ほぼ毎号ともに、アリスト・クラフトの自社生産オリジナル商品である1番ゲージの鉄道模型車両の写真が使われています。

アリスト・クラフトの1番ゲージ製品は歴史が深く、戦前から製造販売をすでにしていました。また、1/24の縮尺のGゲージの方も同様ですが、「アリスト・クラフト・デルトン・クラシックス」などと表示されているものは、かつて存在したデルトン・ロコモティヴ・ワークスというメーカーの製品をアリスト・クラフトが受け継いで取り扱うようになっているからです。

アリスト・クラフトの生産する鉄道模型にはある特徴があります。それは、線路に使っているレールの材質が、真鍮とステンレスのどちらかであるということです。レールの落ち着いた印象を演出するためなのか、レールの材質にアルミニウムやニッケル・シルバーを採用せずに、あえてステンレスを使うところが、非常に特徴があります。アリスト・クラフトは、庭園鉄道を非常に意識した商品作りをしているために、屋外で使用することを計算に入れた結果、ステンレス製のレールを採用したとも言われています。ステンレスという素材は、導電性に優れているとはいえず、また鉄製のレールと比べても牽引力の点でやや劣るとも思われますが、耐久性や耐候性の点で軍配が上がったという判断ではないでしょうか。